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【クラミジア体験記|感染5週目(2)】(絶望)3系統すべての抗生物質が効かなかった僕に処方されたのはビブラマイシンだった

3系統すべての抗生物質が効かず、いわゆる詰んだ状態とも取れる状況に追い込まれた僕。

そんな僕に突き出されたのは、テトラサイクリン系に属する抗生物質「ビブラマイシン」でした。

しかも、ドクターからは「この抗生物質で完治しなければ、もううちの病院では見れないからね」という衝撃の一言付き。

果たして僕がとった行動とは?

このページでは以下のことを記載しています。

・抗生物質「ビブラマイシン」の詳細情報
・この危機的状況を対処してくれる頼りになるドクター探し【始動編】
・実際にビブラマイシンを服用してからの1週間の経過

ビブラマイシンはどういう抗生物質かを詳しく見てみる。

それでは服用経過・ドクター探しをお伝えする前に、ビブラマイシンについて詳しく見てみましょう。

ビブラマイシンはテトラサイクリン系統に属する抗生物質で、クラミジアの治療でも一般的に使われている抗生物質の1つです。

飲む分量は状況によりますが僕の場合は朝と夕方の1日2回飲むように指示されました。

絶対に気をつけることは、指示された時間に飲み続けるということ

抗生物質全般に言えることですが、このビブラマイシンにおいても絶対気をつけなければいけないことがあります。

飲むタイミングです。

今回僕が指示されたタイミングは朝と晩の1日2回。

薬の効果を、常に体内に一定濃度で保たせ続ける状態が理想ですから、できれば12時間おきに飲むのが理想と言えます。

また、抗生物質の特性上、飲み忘れはなんとしても避けたいところです。

クラミジア治療でそこまで厳密さは求められないとは思いますが、抗生物質治療において、例えば一回飲み忘れてしまうだけで菌が耐性を持ってしまうなどのケースもあるみたいですからね。

今回の僕の場合、薬剤師さんからは「数時間程度のズレならそのまま飲んでいただいて大丈夫ですが、大きくずれてしまったら一回分飛ばして次の回から再開してください。」と指示をもらいました。

ただ、今回の僕は状況が状況ですので最善を尽くします。

飲み合わせで気をつけるもの

飲み合わせに関して、薬剤師さんから注意されたのは以下の2点です。

1)「カルシウムやアルミニウム、マグネシウム、鉄などのミネラル分と一緒に飲むと効果が弱まる可能性があるので、服用後2時間程度はミネラル分が配合されたサプリメントなどは避けるようにしてください。」

これは、薬とミネラル分が胃の中で交わるのがよくないとの事です。(逆に体内に吸収された後なら問題ない)
そのため、抗生物質が体内に吸収されるまでの2時間程度はミネラル分の摂取は控えた方が良いみたいですね。

2)(上記の理由から)「薬を飲む際の飲料水は、ミネラルをたっぷり含んだ鉱水のミネラルウォーターはできるだけ避けてください。水道水と一緒に飲むのが良いと思いますよ。」

鉱水のミネラルウォーターはミネラル分が多く配合されていますので、できれば軟水のミネラルウォーターが良いとのことです。
ただ、ここまでこだわるかは薬局次第とのこと。できれば、、な感じのようですね。
この際言われたのが、一番良いのは水道水ですよ、と教えていただきました(日本の水道水は軟水のため)

飲み合わせ以外で気をつけること

あと、ドクターから注意されたのがアルコールに関してです。

これは抗生物質全般に言えることのようで、毎回言われる気がします。

特に今回は、「しっかり(禁酒を)守って、ちゃんと薬を飲みきって!」と言われました。

アルコールがNGの理由は、薬の作用を早めてしまうため、本来の効果が得られなくなる可能性があるためと伺いました。

ですが絶対にダメという訳ではありません。

あくまでも「効果が弱まる可能性がある」というだけですから、こだわるかどうかは患者さん次第ということですね。

僕の場合は、、もちろん最善を尽くします。

服用前から僕が考えていたことは「次に診てもらうドクターを新たに探しだす必要がある」ということ

いよいよビブラマイシンによる治療が始まるわけですが、今回はこれまでとは状況が異なります。

万が一完治しなければ、今の病院を追い出されることが確定しています。

もちろん他院(おそらく大きな大学病院が予想されます)を紹介されるとは思いますが、大学病院も結局はドクター次第。そう、ピンキリです。

しかも、大きな病院は診察まで数週間待ちなどはザラですし、通うのも一苦労です。完治までの道のりが膨大に膨れ上がる可能性も考えられます。

僕の理想は、すぐにでも通える、比較的小さめで、その道のプロフェッショナルなドクターが在籍しているような病院。

今のような精神的に安定な状態で、しかも他人に感染させてしまうかもしれないという恐怖におののきながら数週間も待機できるはずがありません。

この時の僕の頭の中では、(最初で懲りたのですが)この際お金には糸目をつけず、「性病科」に絞って頼りになる病院を探してみるのもありかな、とも考えていました。

性病科のドクターは当たり外れがあるのは経験上分かっていましたが、やはり泌尿器科のドクターと比べると(こと性病治療に関しては)くぐり抜けてきた場数も違うでしょうから、きちんと探せば素晴らしいドクターが見つかる、というのも理解はしていましたので。

もうなりふり構ってられない、という状況ですからね。

結果的に、ビブラマイシンを処方してもらったその日から病院探しの行動を開始しました。

ビブラマイシンの効果を見極めてから動くのは、明らかに遅い(手遅れになる)と感じたからです。

そして、ビブラマイシン服用期間中の1週間の間に新たに訪れた病院は合計2つ。

1つが新宿近辺にある性病科、そしてもう1つが新大久保近辺にある性病に特化した泌尿器科です。

これら2つは、(もちろん僕が吟味して選んだという理由もありますが)ともに非常にレベルの高いドクターに出会うことができたと思います。

おそらくお二方とも、日本の性感染症界隈においては名の知られた方なのではと思います。(メディアなどでも、度々目にしますので)

この際に出会った二人のドクター、そしてその際に聞けた内容は次回以降の記事で詳しくご紹介したいと思います。

なんといいますか、ほんとうに為になるお話を聞くことが出来ましたし、結果的に僕が新たに通う病院も見つけることが出来ました。

ちなみにこの時に見つけた病院は、今でも僕の行きつけの泌尿器科になっています。

それでは話を戻しまして、ビブラマイシン服用直後からの、僕の症状の経過詳細を見てみましょう。

実際にビブラマイシンを服用してからの1週間の詳細

それでは気になる1週間の経過詳細をお伝えしていきます。

ちなみに服用直前のクラミジアの症状は、最悪の状況が10としたら5くらいの状況です。

(直前に飲んだグレースビットの効果は少なからず実感できていたため、症状はだいぶ弱まっていたからです)

それでは見てみましょう!

1日目
症状に大きな変化は感じられず(ひどくもならず、よくもならず)
症状は変わらず5程度

2日目
少し効果が出てきたかも!
(MAXが10とした4くらいに)

3日目
お〜薬が効いてきてるかも!!改善が実感できる程度です。
(MAXが10とした2くらいに)

4日目
つ、ついに完治しちゃうんじゃ??
(ほぼ症状が消えた感覚です)

5日目
4日目と同様、ほぼ改善した感覚です。

6日目
ん?今なんか尿道からウミが出てる感覚があったような、、、?

7日目
ん、ん?やっぱりウミが出てる感覚がある!!?(涙)

結論:ビブラマイシンでもやはり完治には至らなかった、、のか?

1週間飲みきった直後の症状としては、これまで服用してきた抗生物質と比較すると、最も症状が緩和されている状態ではありました。

直前で服用したグレースビットも少なからず効果があったので、続けて飲んだから、というのも大きいと思います。

ですが、やはり尿道あたりの違和感は拭えませんし、数時間おきに、尿道からウミが出ている感覚は間違いなくあります。

僕個人的な感覚では、「やはり今回の薬でも完治しなかった(涙)」というものでした。

まさに絶望としか言いようのない状況ですが、僕個人的には同時に希望の光も見え始めていました。

そう、新たに訪れた2つの病院で、とても大きな収穫もあったからです。

次回の記事では、そのあたりを詳しくご紹介したいと思います。

あともう1つ。

このビブラマイシンを飲んでいる1週間の間に、僕の体にとても大きな変化が現れたんです。

なんか、、目に違和感が、、、。