【性病検査で迷ったらこれ!】郵送検査キットTOP3
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kei 管理人(性の健康カウンセラー)
5回の性病経歴を持つ30代サラリーマン。自身の失敗から学んだ『性病検査の大切さ』を伝えるべく当サイトを立ち上げる。

 

「や、やばい、、性病に感染しちゃったかも……。」

「性病検査してみたいんだけど……でも。。」

 

そんな時に便利なのが、誰にも会わずに自宅で検査ができる性病検査キットです。

最近ではかなり一般的な存在になっており、全性病検査の約1/3がこの性病検査キットであると言われています。

ちなみに…単に安さだけで購入するキットを決めてるなんてことはないですよね?

「え??何を基準に検査キットを選べば良いか分からない!?」

そんな方も多いと思いますので、このページでは検査キットを10年以上使ってきた私がおすすめする性病検査キットを徹底的な使用者目線で紹介していきます。

おすすめ性病検査キット3選

上記3つが私が自信をもっておすすめする性病検査キットです。

各社ともに10年以上の検査実績があり、精度・コスパ面が優れているため終始安心して検査を受けることができます。さらに、それぞれで独自の強みを持っているのも特徴です。

国内の性病検査キット大手7社と比較しながら3つの項目で見比べてみましょう。

価格検査精度連携病院数(陽性だった際に訪れる病院数)
STDチェッカー(STD研究所)3,300~22,275円
登録衛生検査所を自社保有

約43,000件
GME医学検査研究所4,180~36,390円
(※3,130〜33,400円)

登録衛生検査所を自社保有

約510件
ふじメディカル3,500~23,500円
登録衛生検査所を自社保有

約11件
さくら検査研究所3,860~30,550円
登録衛生検査所を自社保有

約188件
予防会3,550~28,840円
外部の登録衛生検査所に委託

約37件
あおぞら研究所4,730~42,900円性病専門病院あおぞらクリニック管理の下、同じ検査方法にて実施X
-
Kensa.biz3,850~17,050円
外部の登録衛生検査所に委託
X
-
※GME医学検査研究所のカッコ内の金額はローコストパッケージ(とり直し保証を省いた分お安くなっている)

 
性病検査キット選びの最重要ポイントである「価格」「検査精度」「連携病院数」の3項目で比較すると、STDチェッカー、GME医学検査研究所、ふじメディカル、さくら研究所、が全体的に高評価です。

中でもSTDチェッカーはすべての項目でパフォーマンスが高いです。

連携している病院数は業界ダントツの43,000件なので万が一感染していた際も安心です。初めての方に特におすすめの検査キットと言えるでしょう。

GME医学検査研究所は採りなおし保証がない代わりに少し安くなるローコストパッケージが魅力です。

ふじメディカル、さくら研究所は連携病院数は少ないですが検査精度と価格のバランスがとても良いのが特徴です。

精度とコスパに優れた性病検査キットランキングTOP3!

1位:STDチェッカー(STD研究所)

おすすめ度★★★★★
価格3,300円~22,275円
検査精度とても高い(登録衛生検査所を自社で保有)
連携医療機関数約43,000件
検査スピード最短翌日〜3日
特徴郵送検査キットを国内で初めて商品化した会社
1番の強み業界最高のサポート体制(性病に特化した資格保有者への相談がいつでも可能)

ここ数年、私が使用し続けている性病検査キットはこの「STDチェッカー」です。このSTDチェッカーで、「検査→性病発覚→病院で治療」の一連の流れを2回経験しています。

全ての面でレベルが高いですが、特に質問・相談などのサポートの質が「病院よりも親切なのでは?」と思うほど行き届いています。具体的には以下の2点が優れています。

  1. 検査前後の不安や疑問点を、プロの然るべき人間※が的確かつ即答で答えてくれる
  2. 万が一感染していた場合、訪れる病院の選択肢が圧倒的に多い(業界ダントツの43,000件)。そして検査結果はスムーズに病院と連携できる

    ※相談やアドバイスは「日本性感染症学会認定士」もしくは「性の健康カウンセラー」がサポートしてくれます
相談は電話の他にメールでも可能なので病院では聞きづらいような質問も気軽に相談しやすいです。初めての方は特に重宝するはず

 

もう1つの特徴は、STDチェッカーのwebサイトの見やすさ・使いやすさです。

注文から検査結果の確認、相談など全ての操作がスマホでできますし、何より使い勝手がとても良いです。

検査結果はもちろん、相談のやりとりなどもスマホに最適化されておりとても見やすい

 

補足ですが、このSTD研究所は郵送検査キットを日本で初めて商品化した会社です。長きに渡る販売実績もあり信頼性は相当高いです。

STDチェッカーはサポート面がとにかく手厚いため、初めて性病検査を受ける方に特におすすめです。迷った場合はSTDチェッカーで間違いないです。

 

2位:GME医学検査研究所

おすすめ度★★★★・
価格4,1800~36,390円
検査精度とても高い(登録衛生検査所を自社で保有)
連携医療機関数約510件
検査スピード最短翌日〜7日
1番の強み検査キット業界唯一の365日稼働のため週末をまたぐ場合も検査結果が早い

GME医学検査研究所の特徴は以下の2つです。

  1. 週末をまたぐ検査でも結果が早い。
  2. コスパに優れたローコストパッケージの存在。

1つ目ですが、GME医学検査研究所は性病検査キット業界唯一の365日稼働のため、週末をまたぐ検査でも待たされることがありません。(他企業の場合は、週末を挟むと+1日程度余計に待つ必要があります)

少しでも早く結果が知りたい身としてはとても重宝するはずです。

2つ目は、商品保証を省く代わりに値段を安くしたローコストパッケージの存在です(無料の採り直し保証や予備キットが省かれています)。

初めての方は絶対に購入してはダメですが、私のような性病検査に慣れた方にはありがたいパッケージです。(割引率は概ね1~1.2割程度です)

安くなるのは魅力ですが保証が付かない点はくれぐれもご注意を

 

余談ですが、このGME医学検査研究所は私も一時期メインで使用しており、「検査→性病発覚→病院での治療」の流れも経験しています。

サイトの見づらさは少々マイナスですが、全体的な使い勝手やサポートの質は終始安心して利用することが出来ました。ただしお住いの地域によっては(万が一陽性だった場合の)病院探しで苦労する可能性があります。

GME医学検査研究所はローコストパッケージの存在は際立っているため、例えば定期的に性病検査を受けているような方におすすめです。(初めての方はくれぐれも通常パッケージを購入するように)

現在の性病検査キット業界は「STDチェッカー」と「GME医学検査研究所」の2強体制です。これらツートップのいづれかを選んでおけば絶対に間違いありません。

 

3位:ふじメディカル

おすすめ度★★★★
価格3,500~23,500円
検査精度とても高い(登録衛生検査所を自社で保有)
連携医療機関数約11件
検査スピード2日〜
1番の強み価格が安い(業界最安値)

ふじメディカルの一番のメリットは、何と言ってもコスパに優れているという点です。

HIV検査を例にとると、なんと3,500円。

これは業界最安値の価格設定です。

創業20年近い信頼性、検査精度面やサポート周りも優れているため万人におすすめしたいところですが、惜しむらくは連携病院数が極端に少ないという部分です。

万が一感染していた場合に不安が残るため、GME医学検査研究所同様、初めての方にはおすすめできません。

ふじメディカルはどちらかというと検査慣れした方(万が一感染していた場合も自力で病院を探せるような方)向けの検査キットと言えます。

私のように何度も検査を受けたことがある方は、安さを追求してふじメディカルを選ぶのはありです。

圧倒的な低価格で検査ができることはとても大きな魅力です。選択肢の1つとして押さえておくべきです。

性病検査キットを選ぶ上で大切な5つのポイント!


「良さそうな性病検査キットは分かったけど何を基準に選んでるの?」

「価格や精度など、どれを重視すべきなのかが分からない。」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、失敗しない性病検査キット選びで大切な5つのポイントを紹介します。

以下のポイントさえ押させておけば、性病検査キット選びで後悔することはありません。

大切な5つのポイント(優先度が高い順)
  1. 検査精度が優れているか
  2. 検査前後の疑問や不安を取り除いてくれる体制があるか
  3. 万が一陽性だった場合の病院への連携は万全か
  4. 結果が出るまでの期間が短いか
  5. 価格が安いか(コスパに優れているか)

一つづつ見ていきましょう。

【ポイント1】検査精度が優れているか

とにもかくにもまずはこれです。検査が精度面で劣っていては、そもそもその検査を受ける意味がありません。

例えば50%の精度のHIV検査って意味ありませんよね。

精度面の良し悪しを判断するポイントは以下の2つです。

精度面を判断する確認ポイント
  • 認可を受けた登録衛生検査所で検査が行われているかどうか【必須ポイント】
  • その登録衛生検査所を自社で保有しているかどうか【あればなお良いポイント】
登録衛生検査所とは

登録衛生検査所とは、患者から採取された血液や体液等の検体を各医療機関から集めて検査する、検査専門の施設のことです。
登録衛生検査所を開設するには各都道府県知事等に届け出る必要があります。

分かりやすく言うと、一定以上の品質が保証された検査所のことです。

認可を受けた登録衛生検査所で検査が行われていれば、基本的に精度面での問題はクリアしていると判断できます。

補足ですが泌尿器科や産婦人科などの町医者で検査をする際も、結局のところ登録衛生検査所で検査が行われていますから、検査精度面は性病検査キットとほぼ同じ信頼性と言うことです。

登録衛生検査所を自社で保有しているメリットとは?

では、そんな登録衛生検査所を自社で保有していることのメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

分かりやすいところでは、検査の精度面や信頼性などを、他社に先駆けて向上させることができるという点です。(もちろんその企業の取り組み次第ですが)

例えばSTD研究所の場合、新技術の開発・導入により、他社よりも精度面で優れた検査を実際に実現させ、それが厚生労働省により証明されています。

郵送検査会社6社(2017年に年間1000件以上のHIV検査実績のある会社)に厚生労働省研究班が、検査精度のブラインド調査を実施したところ、STDチェッカーの検出感度が1番高いことが証明されました。

STD CHECKER」 webサイトより

上記は一例ですが、登録衛生検査所を自社で保有していることのメリットは決して少なくありません。積極的にそれらの会社を利用するのが良いです。
  

【大手7社の検査精度比較】
STDチェッカー(STD研究所)自社で登録衛生検査所を保有 【おすすめ!】
GME医学検査研究所自社で登録衛生検査所を保有 【おすすめ!】
ふじメディカル自社で登録衛生検査所を保有 【おすすめ!】
予防会登録衛生検査所
さくら検査研究所自社で登録衛生検査所を保有 【おすすめ!】
あおぞら研究所性病専門病院あおぞらクリニックと同じ検査方法にて実施
Kensa.biz登録衛生検査所

 

【ポイント2】検査前後の疑問や不安を取り除いてくれる体制があるか

ポイント2つ目は「検査前後の疑問や不安を取り除いてくれる体制があるかどうか」です。

そもそも性病検査をする理由は「不安を取り除くため」ですよね。

そんな検査中に新たに生じる不安や疑問は都度取り除いていく必要があります。せっかく検査をしたのにもやもやが残ったまま、という状況にもなりかねませんので。

経験上、そういった不安や疑問は検査後にふつふつと湧き出てくることが多いです。


「検査で陰性だったけど、本当に私は性病に感染してないのかな?」

「受けるべき検査項目は本当に適切だったの?」

上記は一例ですが、このような不安に対して的確な回答がなければ、最悪の場合何度も何度も検査を受け直す羽目になってしまいます。

性病検査キットを選ぶ際は、精度の高い検査が出来るだけでなく、気軽に電話やメールで相談できるカウンセラー的な存在が絶対にいた方が良いです。
 

【大手7社のサポート体制比較】
サポートセンターに電話した際の対応者(相談相手)
STDチェッカー(STD研究所)全ての人が「日本性感染症学会認定士」もしくは「性の健康カウンセラー」の資格保有者 【特におすすめ!】
GME医学検査研究所電話スタッフ(質問内容により検査技師と直接相談可能) 【おすすめ!】
ふじメディカル電話スタッフ(質問内容により検査技師と直接相談可能) 【おすすめ!】
予防会電話スタッフ
さくら検査研究所電話スタッフ
あおぞら研究所電話スタッフ
Kensa.biz-

  

【ポイント3】結果が出るまでの期間が短いか

ポイント3つ目は「検査結果が出るまでの期間が短いかどうか」です。

具体的に言うと、「web上で注文してから検査結果が見れるまでのトータル日数がどの程度かかるか」です。

検査を受ける際、私たちは不安で不安で仕方がない状況に陥っている確率が高いです。そのため、検査結果は一日でも早く、なんなら一時間でも早く知りたいというのが心情です。

そんなトータルの検査期間ですが、検査キット会社によって差が出るのは主に以下の2箇所です。

  1. 即日発送の可否
    web上で注文したら検査キットをその日に発送してくれるかどうか(大手は全て即日発送なので差はほとんどありません)
  2. 検査スピード
    私たちの検体が検査所に届いてから検査結果を出すまでにどれくらい日数を要するのか

ちなみに、検査スピードは「自社で登録衛生検査所を保有している会社」が早い傾向にあります。なぜなら自社で保有していないところは検査を外部に委託しますので、その分郵送でのやり取りが余計にかかってしまうためです。

上記以外だと、各検査所の設備、検査方法や検査技術によって差が生じてきます。
 

【大手7社の検査スピード比較】
発送スピード検査スピード
STDチェッカー(STD研究所)即日発送(15時注文分まで)最短翌日〜3日 【おすすめ!】
GME医学検査研究所即日発送(17時注文分まで)最短翌日~7日 【おすすめ!】
ふじメディカル即日発送(17時注文分まで)2日〜
予防会即日発送(15時注文分まで)2~4日
さくら検査研究所即日発送(14時半注文分まで)4日~
あおぞら研究所即日発送(15時注文分まで)2~7日
Kensa.biz即日発送(15時注文分まで)3~7日

  

【ポイント4】万が一陽性だった場合の病院への連携は万全か

ポイント4つ目は「万が一陽性だった場合の病院との連携面」についてです。

検査結果で陽性だった場合は、病院に治療しに行かなければいけません。

この際、(性病検査キット会社と治療に行く病院との)連携がスムーズにいくかどうかは私たちの労力や時間、お金、さらに言えば性病の後遺症にも直結してくるため、とても重要なポイントになります。

特に「治療する病院を探す」労力は思っている以上にかかります。

ここで、スムーズにいった場合といかない場合の具体例をご紹介します。

スムーズに連携できた場合
  1. 治療するために訪れる病院の選択肢が多い
  2. 病院に行くと重複検査がない
  3. 行ったその日に治療に入れる(その日に薬を処方してもらえる)

※重複検査は、病院によっては確認の意味合いで行われる場合があります。

スムーズに連携できなかった場合
  1. 治療するために訪れる病院の選択肢が少ない(選択肢が少なすぎて近所で見つからない)
  2. 病院に行っても再度同じ検査を行うはめになる(時間とお金の無駄)
  3. 病院で受け直した検査結果が出るまで治療に入れない(検査結果が出るまでおおよそ1週間。後遺症のリスク増)

この連携面を判断するポイントですが、webサイト上に掲載されている提携病院数、もしくは関連クリニック数を見てください。

具体例を上げるとSTD研究所が43,000件で最も多く、次いでGME医学検査研究所の510件と続きます。

とくに地方に住まれている方は行くべき病院が見つからない状況にもなりかねません。必ずチェックすべき項目です。

【大手7社の病院との連携比較】
提携・関連医療機関数
STDチェッカー(STD研究所)43,000件 【圧倒的におすすめ!】
GME医学検査研究所510件
ふじメディカル11件
予防会37件
さくら検査研究所188件
あおぞら研究所-
Kensa.biz-

  

【ポイント5】価格が安いか(コスパに優れているか)

最後のポイントは価格が安いかどうかです。

ただ、性病検査キットの場合私たちの健康に直接関わってくるものですから安ければ良いというものではありません。例えばガンを患って治療をする病院を選ぶ場合、安さだけで病院を決めたりは絶対にしないはずです。

性病検査キットも同じで、まずは検査精度や信頼性、サポート面などを比較した上で、最後に価格が安い方を選ぶ、と言う優先順位がベストです。(すなわちトータル的なコスパが優れているかどうかですね)

くれぐれも安さだけで購入する商品を決めないようにしてください。
 

【大手7社の価格比較】
価格レンジ比較
STDチェッカー(STD研究所)3,300~22,275円
GME医学検査研究所4,1800~36,390円
ふじメディカル3,500~23,500円
予防会3,550~28,840円
さくら検査研究所3,860~30,550円
あおぞら研究所4,730~42,900円
Kensa.biz3,850~17,050円

 

性病検査キットで迷ったらSTDチェッカーが断然おすすめ!

ここで、改めて上位3つを見比べてみましょう。

 【1位】
STD研究所
【2位】
GME医学検査研究所
【3位】
ふじメディカル
STDチェッカーGME予防会
価格レンジ3,300~22,275円4,1800~36,390円3,500~23,500円
検査スピード最短翌日〜3日最短翌日~7日2日〜
検査精度
完全匿名検査の有無
サポート・フォロー体制
病院との連携
約43,000件

約510件
X
約11件
一番の強みフォロー・サポート面は圧倒的な安心感
初めての方には特におすすめ
業界唯一の365日稼働で検査結果で待たされる心配がない検査キット業界の老舗
抜群の信頼性
詳細

GME医学検査研究所、ふじメディカルも決して悪くありませんが、全ての面で最もバランスが良いのはSTDチェッカーです。

特に、初めての方は検査途中での手厚いサポートが必ず必要になりますからフォロー周りが充実したSTDチェッカーが断然おすすめです。

検査項目は何を選べばいいの?STDチェッカーで購入するベストな検査セットはこれ!


「STD研究所が良いのは分かったけど、どの検査項目(HIVやクラミジアなど)を選べば良いのか分からない……」

「まずは基本的なものをまとめて受けたいんだけど、どれが良いんだろ?」

 

そんな方に向けて、性病経験豊富の私が「絶対にこの検査だけは最初に受けておくべき」「買うならこの検査パックがおすすめ」というおすすめの商品を男女別に2つづつピックアップさせていただきました。是非参考にしてください。

男性の方が購入すべき検査キットはこちら

女性の方が購入すべき検査キットはこちら

念のため、受けるべき検査項目(HIVやクラミジアなど)を選ぶ上で重要な3つのポイントも紹介しておきます。ぜひ参考にして下さい。

【鉄則1】検査すべきは「リスクの高い性病をまとめて」受けること

「なんとなく安めのセットを購入してとりあえず受けてみたい、、」という考えは絶対にあとあと後悔しますので私はおすすめしません。

一度のセックスで感染する可能性のある、リスクの高い性病をまとめて受けた方が良いです。

理由は以下の2つです。

  • リスクの高い性病の中で1つでも検査していないものがあれば、結局その病気が気になってもやもやし続けることになるから
  • まとめて受ければ1項目の検査費用が安くなるから

今ある不安を解消するためには、「自分が性病に感染していない」ことを証明する必要があります。(すなわち検査ですね)

そんな状況下で、例えば梅毒の検査だけ受けてHIVの検査をしなければ、根本的な不安の解消にはならないはずです。

今現在、セックスで性病感染リスクの高いものは以下の8つです。

クラミジア、淋菌、カンジダ、トリコモナス、コンジローマ、HIV、梅毒、B型肝炎

皆さんもこれまでに、「一度気になりだすといてもたってもいられない」って事あるのではないでしょうか。

特に性病の場合は無症状の病気が多いため、一度不安になってしまうと検査をしない限りその不安は根本的に解消しません。

「あの時まとめて受けておけば、、」と後悔しながらもんもんとした時間を過ごすのなら、最初にまとめて受けてスッキリすべき、という考えです。

そして、もう1つの理由はお金の話です。

単純にHIV検査の1項目だけなら5000円程度かかりますが、8項目検査を受けた場合1項目あたりおおよそ3000円で検査をすることが可能になります。まとめて受けた方がコスパが断然良くなります。

受ける検査と受けない検査の考え方

検査は何でもかんでも受ければ良いというわけではありません。

もちろんお金の面もありますが、あまりにもリスクが低いものを都度受けるのはいろんな意味で負担になるためあまり得策とは言えません。(例えば腹痛になる度にガンを疑ってCT検査!なんてことしませんよね。)

ですので、セックス でのリスクが低いC型肝炎やマイコプラズマなどは検査対象からは除いています。

インターネット上には商売目的のサイトが多数を占めていますので、私たちの不安をあおってたくさんの検査を受けさせるような記事にはくれぐれも影響を受けないようにしてください。

受けるべき検査はあくまでも「セックスによって感染の可能性があるリスクが高い性病」です。

【鉄則2】3ヶ月が経過していない場合は血液検査は受けなくて良い

皆さんが心配する性病No.1はやはりHIVではないでしょうか。私もなんだかんだでHIVが一番怖いです。

だた、厄介なのはHIVは3ヶ月待たなければ確実な検査ができないという点です。

(これにはウィンドウ期というものが絡んでくるのですが、ここでの詳細は割愛します。一言で言うと「検査で白黒判断ができない待機期間のこと」です)

もしあなたが感染リスクがあった日から3ヶ月が経過していない場合、正確な判定ができませんから血液検査は受けないようにしてください。

その場合受けるべきは尿検査 or 膣検査 + 次の項で解説する喉の検査です。

性病はHIVや梅毒ばかりに目がいきがちですが、クラミジアや淋菌、トリコモナスなどはほっておくと重症化に繋がる怖い病気です。

特にクラミジアは症状がほとんど出ないため、とにかく早いタイミングで検査することが何よりも重要です。後遺症が今も微妙に残っている私はこの点は熱くお伝えしたいところです。

まずは尿検査・膣検査+喉を行い、その上で、3ヶ月経過したタイミングで血液検査を受けるようにすれば万全です。

もちろんすでに3ヶ月が経過している方は、血液検査も加えた全9項目検査を迷わず受けてください。

【鉄則3】喉の検査は絶対に受けた方が良い!というか受けて下さい!

喉の性病って意外と知られていません。かくいう私も初めてクラミジアに感染するまでは存在すら知りませんでした。

喉に感染する性病は以下の3つです。

  • 咽頭クラミジア(重要)
  • 咽頭淋菌(重要)
  • 咽頭マイコプラズマ/ウレアプラズマ(非常にまれ)

喉の性病の特徴は「症状が一切出ない」ことです。

そして、咽頭クラミジアと咽頭淋菌は感染率も高いため注意が必要です。

性器に性病(クラミジア/淋菌)を患った方のおおよそ10~30%の方が喉からも同様の菌が検出されると言う調査結果も出ています。

そして厄介なことに、この咽頭クラミジア・咽頭淋菌は(確率はとても低いですが)ディープキスでも感染する性病です。

ただし私生活での日々の行動では感染しません(咳やくしゃみ、食器の使い回しなど)。ですが場所が喉ですから誰かにうつしてしまわないか怖いとは思います。

咽頭の性病の感染経路はオーラルセックス全般で感染します。可能性のあるかは……というかセックスしたら絶対に誰しもリスクがあると思います。

自身の体験上、喉はあとあと不安になるNo.1の箇所なので、絶対に最初にまとめて受けておくことをおすすめします。

以上が、受けるべき検査項目を選ぶ際の重要な3つのポイントでした。