【性病検査で迷ったらこれ!】郵送検査キットTOP3

性病検査って何科に行けば良いの?7つの選択肢とそれぞれのメリット・デメリットまとめ

性病検査を受けたいんだけど、、、どこに行けば良いの?病院??何科???

このページではそんな不安と疑問を抱える皆さんに向けて、性病検査を受けることができる全ての選択肢(方法)を、5回の性病経験かつ「性の健康カウンセラー」の資格をもつ筆者が徹底的な患者目線でご紹介していきます。

検査場所それぞれのメリット、デメリットもお伝えしますので、皆さんにあった検査方法が見つかるはずです。

そして、このページの最後には私がおすすめする検査方法も掲載しています。

各種医療機関やさまざまな検査を受けてきた自身の体験をもとに導き出した結論です。是非参考にしてください。

性病検査を受ける方法は全部で7種類

現在日本国内で性病検査を受けることができる全7パターンをまとめてみました。メインとなる検査方法は01〜05です。まずはそれら5つに目を通して頂くことをおすすめします。

【検査方法01】泌尿器科

【概要】:男性の性病駆け込み寺。最も安定感のある王道の検査場所はここと断言できます。コスト面・検査精度・ドクタースキルと3拍子そろった文句なしの検査場所です。(女性が訪れてももちろん大丈夫です)

【検査費用】:初診料・検査代込みで3000~4000円程度

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【検査方法02】産婦人科(婦人科)

【概要】:男性が泌尿器科なら、女性が駆け込むのはこの産婦人科で決まりです。コスト面・検査精度・ドクタースキルの3拍子がそろった大本命の検査場所。
また、女医率が高いというのも特徴の1つ。女性の場合は泌尿器科よりも産婦人科の方が抵抗も少なく受診できると思います。

【検査費用】:初診料・検査代込みで3000~4000円程度

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【検査方法03】性病科

【概要】:性病に特化した、性病検査・治療の総合デパート。性病全般に対応しているため、尿道・性器周りの検査から喉、血液検査までほぼすべての検査・治療が可能です。ただ値段が高すぎるため注意して下さい。

【検査費用】:検査1項目につき5000〜10000円程度

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【検査方法04】保健所

【概要】:各市区町村の保健所が主導で行なっている、無料(もしくは格安)で受けることができる性病検査スポット。
何より無料というひびきに惹かれますが検査項目はほとんどの場所がHIVのみというのが現状です。(場所によっては梅毒・クラミジアなどの検査も行われています)

【検査費用】:無料(もしくは格安)

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【検査方法05】郵送検査キット

【概要】:現在最も人気のある性病検査方法がこちら。自宅にいながら病院と同等精度の検査を気軽に受けることが可能です。

【検査費用】:1項目2000~5000円程度

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【検査方法06】その他の医療機関(内科 / 耳鼻咽喉科 / 眼科 / 皮膚科など

【概要】:内科は血液、耳鼻咽喉科はのど、眼科は目の性病検査・治療を受けることが可能です。皮膚科は皮膚にできた疾患や発疹を見てくれます。ただ、これらの一般診療科では性病患者が訪れることは非常に稀なため、ドクターの性病に対する知識・経験値は低めな印象です。

【検査費用】:初診料・検査代込みで3000~4000円程度

▽その他の医療機関のメリット・デメリットを見る

【検査方法07】メンズクリニック / レディースクリニック

【概要】:言い回しが異なるだけで、いわゆる泌尿器科・産婦人科・性病科のことをさします。1つ注意すべきポイントがありまして、こちらを利用する場合は、保険診療か自由診療かを必ず受診前に確認するようにしてください。(自由診療の場合は、性病科と同様の検査代となるため非常に高額になります)

【検査費用】:
(保険診療の場合):初診料・検査代込みで3000~4000円程度
(自由診療の場合):検査代1項目5,000~10,000円程度

全7種類それぞれのメリットとデメリット

ここからは、前項で取り上げた全7種類の検査方法をさらに深く掘り下げていきます。気になる検査方法のメリット・デメリットを確認してください。

さらに次項では私がおすすめする検査方法も記載していますので、そちらを先にご覧いただくのも良いかと思います。

▽筆者のおすすめ検査方法を先に見る

【検査方法01詳細】泌尿器科のメリット・デメリット

メリット
  • 性器周りの性病は全てここで見てもらえるため非常に安心感がある。(病院によっては血液の性病検査もできるケースあり)
  • 最近は性病患者が増えていることもあり、ドクターの性病に対する経験値は比較的高い
  • 保険診療のため、検査費用がとても安い
  • 万が一検査で陽性(感染していた場合)でも、そのまま治療をしてくれる為とても安心。
デメリット
  • 受付や看護師、ドクターに、面と向かって事情を説明するのがとても気まずい。
  • 病院に何度も通わなければいけない(検査だけでも最低2回は必要)
  • 泌尿器科は基本的に老人の患者率が高い為、地域・場所によっては性病に関しての知識・治療経験値が乏しいドクターも一定割合存在する。
  • ドクターや患者は男性率が圧倒的に高いので女性が入るには少し抵抗を感じる可能性が高い
  • 検査結果を聞くまでに通常1週間程度かかる
kei

おすすめ度:星4★★★★

男性の方で性器や排尿時の違和感を感じた場合は泌尿器科で間違いないです。

ドクターの経験値に多少のばらつきはありますが、そこは私たちが病院を選べば良いだけですから大きなマイナスポイントではありません。

ただデメリットで書きましたが、受付やドクターに事情を説明するのは一苦労です。もちろん性器のチェックもされますが、ここはなんとか乗り切ってください。

私がさらにおすすめしたいのは性病に特化した泌尿器科

私が特におすすめしたい検査場所は「性病に特化した泌尿器科」です。

このような病院は存在自体がまれですから自ら根気よく探す必要があります。ですが運良く見つけることが出来ればぜひそこで検査を受けてみてください。

特徴としては、性病に特化しているためドクターの知識・経験値が圧倒的に高いこと。そして保険診療ですから他の泌尿器科と同様低コストで検査・治療が受けること部分です。

とてもおすすめ。

【検査方法02詳細】産婦人科(婦人科)のメリット・デメリット

メリット
  • 性器周りだけでなく、女性特有の症状は全て見てもらえる為、非常に安心感がある。
  • 出産時には必ず性病検査が行われる為、ドクターの性病に対する知識・スキル・経験値は総じて高い。
  • 保険診療のため、検査費用がとても安い
  • 万が一検査で陽性(感染していた場合)でも、そのまま治療をしてくれる為とても安心。
デメリット
  • 受付や看護師、ドクターに、面と向かって事情を説明するのがとても気まずい。
  • 女医の病院を選んだとしても、やはり検査自体に抵抗がある。(女性の場合は男性のように尿検査だけの検査では判断出来ないため、直接体内から検体を取るなどの処置が必要なため)
  • 病院に何度も通わなければいけない(検査だけでも最低2回は必要)
  • 検査結果を聞くまでに最低でも1週間程度かかる
kei

おすすめ度:星4★★★★

女性なら産婦人科が第一選択肢です。

立ち位置的には男性の泌尿器科と同じような存在ですが、産婦人科の場合、妊婦健診の際に必ず性病検査が行われますから、ドクターの性病に対しての知識や経験値が総じて高いことが予想できます。

ただ、泌尿器科と同様受付やドクターに事情を説明するのは一苦労です。性器のチェックも当然されますので、女性の場合ここが一番辛いポイントかもしれません。

【検査方法03詳細】性病科のメリット・デメリット

メリット
  • ドクターのレベル・スキルが高確率で高い(性病専門のため、治療経験値が圧倒的に高いため)
  • 自由診療のため、保険証を提示せずに(誰にもバレずに)検査、治療が出来る。
  • 上記の理由で、匿名で検査・治療をすることが出来る(病院によっては名前は聞かれるケースもあります。)
  • 万が一検査で陽性(感染していた場合)でも、そのまま治療をしてくれる為とても安心。
  • 病院によっては即日検査を行なっている項目もある為、すぐに結果を知りたい人には大きなメリット。
  • 検査結果が2~3日程度で聞けるケースが多い。即日検査もあり(日数は病院や検査項目により前後します)
デメリット
  • 検査費用がとにかく高い、高すぎる。
  • 受付や看護師、ドクターに面と向かって事情を説明するが気まずい。ただ性病専門の病院のため、プライバシー面はいろいろ配慮されている。受付スタッフも慣れた感じで応対してくれるため(患者は全て性病がらみですから当然ですよね)泌尿器科や産婦人科などと比べて抵抗感は少なめです。
  • 何度も病院に行かなくてはいけない。ただ、病院によっては結果をweb上から確認できるところもある為、検査のみだったら1回の通院で完了するケースもあり。
kei

おすすめ度:星2★★

とにかく費用が高いの一言。

検査だけでも1万円以上かかりますし、万が一感染していた場合の治療代(薬代)はとんでもないことになります。不用意に行くべきところではありません。

利用しても良い人・状況で私が思いつくのは以下の2つくらいでしょうか。

  1. どうしても即日検査を受けたい人
    ※ただし即日検査は精度面で大きく劣るため受ける意味はほとんどないと言えます。
  2. どうしても保険証を提示したくない人
    ※性病科は保険証を提示する必要がない自由診療のため、匿名で検査・治療を受けることが可能です。

【検査方法04詳細】保健所のメリット・デメリット

メリット
  • 無料で検査を受けることができる
  • 匿名で検査を受けることができる
  • 性病検査専用の施設(検査場所)のため、特にこちらから面倒な説明などは一切せずに検査をしてもらえる(受付での気まずさはほとんどない。受付で事務的に用紙1枚に記入する程度です)
デメリット
  • 出来る検査項目が限られている() はほとんどがHIV。稀に梅毒・クラミジアができる程度です。それ以外の検査項目は保健所ではそもそも実施してない。)
  • 実施している市区町村が限られている。都内は比較的手厚い印象です。
  • 検査頻度も市区町村によって大きく差があるため、月に1回などのケースもあるため、受けたいときに受けれるわけではない。
  • 検査結果は1~2週間程度待つ必要がある。(場所によってはHIVの即日検査あり)
  • 地元や職場に近い保健所を選んだ場合、知り合いに会わないかとそわそわしてしまう。
kei

おすすめ度:星3★★★

とにかく無料・匿名で受けれるという点がポイントです。ただ検査項目が非常に限られているため、メインの検査方法として利用するには少し無理があります。

参考までに私が保健所を利用するシーンをご紹介させて頂きます。

私の場合、性病感染のリスクがあった際に、まずは病院 or 検査キットで検査可能な項目(潜伏期間が終わったもの)をチェックします。そしてHIVの潜伏期間である3ヶ月が経過した際に、検査キット or 保健所いづれかを利用して検査を受ける、といったところでしょうか。ご参考までに。

【検査方法05詳細】郵送検査キットのメリット・デメリット

メリット
  • 誰にも会うことなく、自宅で検査ができる(家族や恋人にもバレることもない)
  • そもそも病院に行く必要がない
  • 疑問点や悩みはいつでも何回でも電話やメールで相談できる(回答者の質は会社によって差はあります)
デメリット
  • 自分で検査をしなければいけない
  • 万が一陽性だった場合は結局病院に行かないといけない
kei

おすすめ度:星4.5★★★★・

けっしてひいき目ではなく、一度郵送検査キットの楽さを知ってしまうと、もう病院での検査には戻れないかもしれません。それくらい楽でお手軽。

病院に行く必要が一切ないため、これまで病院で感じていたストレスポイント(時間的拘束・対人ストレス・病気感染リスクなど)が一切ないのが特徴

ただ、陽性になってしまった場合は結局病院に行く必要があります。その場合はいさぎよく病院で治療してもらいましょう。

ただし病院への受け渡しは非常にスムーズのため、ここはそこまでデメリットではないと思います。(検査キットで陽性だった旨を伝えると、ほぼ例外なく即日でお薬を処方してもらえる印象です)

【検査方法06詳細】その他の医療機関(内科 / 耳鼻咽喉科 / 眼科 / 皮膚科など)のメリット・デメリット

メリット
  • 保険診療のため、検査費用がとても安い
  • 万が一陽性でも、そのまま治療をしてくれる(その病院で対処出来ない場合は、適切な病院を紹介してくれる)
デメリット
  • 受付や看護師、ドクターに、面と向かって事情を説明するのがとても気まずい。(これらの一般診療科は性病患者率がそもそも低い為、気まずさはとてつもなく大きいです。泌尿器科、産婦人科とは比にならないくらい)
  • 上記の理由から、ドクターの性病に関する知識もかなり低めです(私の経験上、性病に対して自信を持って検査・治療ができるドクター率は全体の2~3割程度な気がします。残りの7~8割のドクターはその場で本やネットで調べて対処するか、露骨に追い払われるか「専門の病院に行った方が良いよ」的な、もしくは「ん?せいびょう??」的な顔をされるかのいづれかな感じです。)
  • 病院に何度も通わなければいけない(検査だけでも最低2回は必要)
  • 検査結果を聞くまでに通常1~2週間程度かかる
kei

おすすめ度:星3★★★

デメリットでも書きましたが、病院の特性上、性病の検査で訪れる患者はほとんどいないため(というかまず来ない)、受付で事情を説明するだけで一苦労だと思います。

私は全ての診療科で検査をしたことがありますが、耳鼻咽喉科や皮膚科はまだ話は通じる感じがしますが眼科はそうとう病院を選ばないと受付やドクターからもキョトンとされると思います。「せいびょう?」的な感じです。

あと眼科では基本的には性病の検査はできません。どうしても希望する場合は大学病院などを紹介される流れになると思います。

内科は比較的大きな病院だと、スムーズに会話・検査はできると思います。

もしこれらの診療科で検査を希望される場合は、事前に電話で検査ができるかどうかの確認をした方が無難です。

小さい診療科では性病検査そのものが受けれないケースが多いため。

繰り返しますが、受付を突破するだけで一苦労です。

【検査方法07詳細】メンズクリニック / レディースクリニックのメリット・デメリット

メンズクリニック / レディースクリニックは上項で説明した通り泌尿器科、産婦人科、性病科いづれかと全く同じ性質の病院ですから、先に説明した項目を参考にしてください。

泌尿器科 / 産婦人科 or 性病科どちらかを見分ける方法は「保険診療」か「自由診療」か、で判断してください。(自由診療なら高額になる性病科ということです)

私のオススメ検査方法は泌尿器科 or 郵送検査キット

私が実体験から結論を出したおすすめの性病検査方法は、泌尿器科(女性の場合産婦人科)、もしくは郵送検査キットの2択です。

その理由を順を追って説明していきますが、まず最初に重要なのが、今現在、性病と思われる具体的な症状(明らかな異変)が出ているかどうかです。

これによって、おすすめする検査方法をふるい分けます。

具体的な症状は、例えば以下のようなものです。

  • 尿道からウミが出ている / 排尿時に明らかな痛みがある
  • おりものが普段と比べて明らかにおかしい
  • 見たこともないようなデキモノやブツブツがある

※「なんとなく違和感が、、」ではなくて、「性病を疑わざるを得ない具体的な症状」というのがポイントです。

では、上記の具体的な症状が出ている場合、出ていない場合でおすすめの検査方法を説明していきます。

具体的な症状が出ている場合は泌尿器科(産婦人科)

上項で挙げたような「具体的な症状」が出ている場合は迷わず泌尿器科(女性は産婦人科)に行くべきです。

理由は、検査結果が陽性(感染している)の確率が比較的高いですから、その後の治療も見越して検査場所を選ぶべきだからです。

病院はたくさんありますが、費用・ドクターの経験値・行きやすさなどを考慮すると泌尿器科(産婦人科)が圧倒的におすすめです。

間違っても自由診療の性病科には行かないように気をつけてください。(性病科は治療代を含めると最低でも2~3万円はかかります。一方泌尿器科・産婦人科ですとトータルで4~6千円程度です)

具体的な症状が出ていない場合は郵送検査キット

一方で、具体的な症状が出ていない場合は郵送検査キットをおすすめします。

その理由は、圧倒的に手軽・かつ低コストで、病院と同等精度の検査を自宅で受けれる点。そして、気まずい思いをする病院にわざわざ貴重な時間を割いて行かずに済むからです。

あと、病院は感染者が密集する場所ですから避けれるものなら避けるべきです。

ポイントは、「具体的な症状かどうか」をどう判断するかですが、例えば以下のような微妙な症状の場合は、まずは郵送検査キットで良いと思います。

  • なんとなく排尿時に違和感がある
  • なんとなくおりものが気になる
  • 微熱が出ている
  • のどがイガイガする
  • 風邪が一向に治らない

検査の結果、陰性(感染していない)が出れば、皆さんの不安は全て吹き飛ぶはずです。

当サイトで最もオススメしている郵送検査キットはランキング1位のSTD研究所です。

そして、万が一陽性(感染していた)場合は、早期発見出来たとポジティブにとらえ、速やかに泌尿器科(女性は産婦人科)に行くようにしてください。

※適切な郵送検査キット会社を選んでいれば、検査結果をドクターに伝えると速やかに治療に入れます。

以下の記事では郵送検査キット選びのポイントをまとめていますのでぜひ参考にしてください。

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