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【クラミジア体験記|感染2週目(2)】その薬ちょっと待って!今最も効果があるとされる抗生物質のまとめ

陽性という結果をうけ、ついに私の人生初クラミジア治療が始まります(><)

とは言っても、全然大した話ではなく、処方された薬をただ飲むだけです笑

ただこの薬(抗生物質)、決してあまく考えてはいけません(今だからそう思える)。

クラミジアを治療する薬は多種多様、そして、完治するかしないかは、全て「薬(抗生物質)の選択」にかかっているからです。

このページでは、数ヶ月に及ぶ治療期間をえて耐性菌クラミジアを完治させた私が、今だから思う、クラミジア治療薬(抗生物質)について書いていきたいと思います。

このページで書いていること
  • 【雑学ネタ】クラミジア治療に使用される薬(抗生物質)は3系統あるという話
  • 2019年現在、クラミジア治療に最有力とされる薬はグレースビットとジスロマック?

ちなみに私が今回処方された薬はジスロマックSRという抗生物質です。

後ほど、このジスロマックSRの効果のほどを詳しくお伝えしていくのですが、その前に、クラミジアの治療の際に処方される抗生物質について、完治した今の私だから思うところを書きつづってみたいと思います。

なぜこのような話をするかと言うと、クラミジア治療において、もっとも重要な部分だからです。

【ジスロマックSRの体験談をすぐに読まれる方はこちらからどうぞ】
<ーリンクー>

私は結果的に4種類の抗生物質を飲んだのですが、この飲む抗生物質の種類や順番は非常に重要です。

治療中の当時の私は、ただただドクターを信じるしかありませんでしたが、完治した今だからこそ見えてくる部分は沢山あります。

その辺の知識が、少なからず皆さんのお役に立てるはずです。

最初の項目は少し小難しい話になるかもしれませんので軽くななめ読み頂きつつ、二番目の項目は是非注目して見て頂きたいです。

クラミジア治療に使用される薬(抗生物質)は3系統

クラミジア治療に用いられる薬は全て抗生物質です。

抗生物質とは、細菌などの微生物の成長を阻止する物質のことです。

主に細菌の感染症に効果があり、普段皆さんも病院で当たり前のように処方される薬です。

抗生物質自体は特に目新しいものではありません。

この抗生物質はたくさん種類があるのですが、クラミジア治療に用いられる抗生物質は大きく分けて以下の3系統に分けられます。

マクロライド系
ニューキノロン系
テトラサイクリン系

(上記の3系統の中には、さらにたくさんの種類の抗生物質が存在します)

抗生物質の詳しい説明は他の医療系のサイトに譲りますが、クラミジアの治療では、上記の3系統の中から、最適と思われる抗生物質を使用し、治療に当たります。

どの系統の、どの抗生物質を選ぶかは、ドクターに委ねられる訳です。

とは言え、クラミジア治療でよく使われる抗生物質はだいたい決まっていて、有名どころは主に下記のようになります。(あくまでも一例です)

<マクロライド系>

・ジスロマック
・クラリス
など

<ニューキノロン系>

・クラビット
・グレースビット
など

<テトラサイクリン系>

・ミノマイシン
・ビブラマイシン
など

2019年現在、クラミジア治療に最適な薬はグレースビットとジスロマック?

注意事項

この項目内に記載している内容は、私が今回の耐性菌クラミジア治療において、10名以上の性病に精通したドクターの治療方針や、少し突っ込んだ質問などの内容をまとめたものとなります。

私は医学の専門家ではありませんので、この項目内においては決して断言はしません。

あくまでも、私の治療体験上から得た情報を元にした、一つの仮説であると言う点、重ねて強調させていただきます。

クラミジアの治療には、数多くの抗生物質が存在するのは先の項目でお伝えしました。

では、それらの中から、どの抗生物質をどのくらいの量で使用するのかは、誰が決めるのでしょうか。

それは、国でもWHOでもなく、担当するドクターに全てが委ねられます。

この「どの抗生物質をどのくらいの量で」の選択は非常に重要な部分です。

なぜなら、クラミジアが完治できるかどうかの確率は、この抗生物質の種類と量で大きく変わってくるからです。

クラミジアの病原体は、現存する抗生物質に対しての耐性が年々増えています。

要は、これまで効いていた抗生物質が、効かなくなっているということです。(いわゆる耐性菌ですね)。

この「効く」「効かない」の傾向は常に変化していきますから、性病の治療にあたるドクターは常に最新の情報を得ていなければ、最適な抗生物質をチョイスできないと言うことです。

一昔前の、すでに耐性菌が蔓延している時代遅れの抗生物質を処方された場合、完治する確率は大きく低下します。

これは私が最終的に通うことに決めた、性病に非常に精通したドクターから聞いた話ですが、クラミジア治療に対して、これまで主流で使われていた抗生物質も、2019年現在では、完治率が60%程度にまで下がっているものもあるという事でした。
(この場合、耐性を持っている確率は40%程度あるという事です。耐性を持っている=その薬を飲んでも治らないと言う事です)

完治率が90%と60%の抗生物質を比べた場合、絶対に90%の抗生物質を飲んで、1日でも早く治したいですよね。

ですので、我々患者側でできる事というのは、いかにして、性病に精通した(最新の性病データを常に追い続けているような)ドクターを見つけることが出来るか、という部分になってくるかと思います。
(逆に言うと、患者側でできることはこれくらいな気がします)

そう言う観点で、2019年現在のクラミジア治療に用いられる有力な抗生物質を見た場合、今最も旬な抗生物質として、この項目の見出しにも上げました「グレースビット」「ジスロマック」の二つが上げられるという事です。

これら二つは、私が診察していただいたほとんどのドクターが、優先的に上げておられた抗生物質でした。
(あくまでも有力な抗生物質であって、この二つのいづれかでないと完治しないというわけではありません)

最後に重ねてお伝えしますが、上記で例に挙げた抗生物質が処方されないからといって、そのドクターが性病に精通していないとはもちろん言い切れません。

なぜなら、ドクターが薬を処方する際は、患者の症状や状態から、常に最適なものをチョイスしているからです。

例えばアレルギーがあったり、妊娠していたりなど、その患者にあった最適な薬が存在するケースもあります。

そのドクターが信頼の置ける方だと見定めている場合は、そのドクターが処方してくれた抗生物質を信じて服用すべきだと思います点、重ねてお伝えさせていただきます。

ただ、どのような理由でその抗生物質がチョイスされたのか、理由は出来る限り聞いたほうが良いと私は思います。

ドクターによっては、こういう質問を嫌がる方もいますが、それはドクターとしては失格だと思いますし、そういった会話の中から、信頼の置けるドクターか否かを見極めていくべきだと思います。

それでは、次回はいよいよジスロマックSRでの治療体験談を書き綴っていきます。

つづく