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【クラミジア体験記|感染3週目(1)】ドクターから下された診断は耐性菌!!次に処方された薬はミノマイシン

ジスロマックSRを飲んでちょうど1週間。

いよいよ予約していた診察に行く日が来てしまいました。本来なら、この時点で症状はほぼなくなっており、ウキウキ気分で病院に行くはずだったのですが、私の場合、2〜3割程度しか症状が改善していない状態です。

とはいえ改善が見られているわけですから、あと数日経てば完治するのでは、、という期待もありましたし、内心は嬉しさ半分不安半分というところでしょうか。

この後、一体どうなってしまうのか。。

このページで書いていること。
  • ドクターが私に言い放った一言、「あなたのクラミジアは耐性菌です」
  • 次なる薬(抗生物質)、ミノマイシンを詳しく調べてみた
  • 完治した今だから言えることはズバリ「ミノマイシンは飲むべきではなかった」

ドクターが私に言い放った一言、「あなたのクラミジアは耐性菌です」

見出しからしてかなり衝撃的ですね笑。

私の状況をおさらいしておくと以下となります。

・ジスロマックSRを一週間服しても完治しなかったが、改善の兆しは見えていた。
・改善したのは2〜3割ほどで、症状がましになった程度。
そして、当時の私は下記のように考えていました。
・この調子であと2〜3日様子を見れば完治するのでは?
・ジスロマックで確実に効果は実感できているので、もう1週間分続けて服用したら、間違いなく完治するよね?

そんなことをもんもんと考えつつ、ドクターと対面し、この1週間の出来事を詳細に伝えました。
(この際、ドクターの顔がかなり険しい表情になったのは今でも忘れません)

私の心拍数は急上昇です。

その時ドクターから言い放たれた一言は、、

「じゃあ次はミノマイシンを試してみましょう」

「え?ミノマイシン??ジスロマックをもう1週飲むんじゃないくて?」

想像していた答えと違ったため、私はおそるおそるドクターに質問を投げかけました。

「せっかくジスロマックが効いてきてるのに、ど、どうして別の薬にするんでしょうか?

も、もう1週ジスロマックではダメなのでしょうか?」

「抗生物質は1週間で完治しなければ、それはすなわち効かなかったとみなします。

すなわち、あなたのクラミジアはジスロマックに対して耐性があったということです。いわゆる耐性菌ですね」

「(心の声)え〜〜!!た、たいせいきん??」

「次はミノマイシンで1週間試してみてください」

どうやら私は耐性菌クラミジアに感染してしまったようです(涙

次なる薬(抗生物質)、ミノマイシンを詳しく調べてみた

ここで、私が2番目に処方されたミノマイシンについて詳しく調べてみましたのでご紹介します。

”テトラサイクリン系の抗生物質で、細菌が増殖するために必要な蛋白質の合成を阻害することによって抗菌作用を示します。

通常、皮膚科、呼吸器、耳鼻科、泌尿生殖器、歯科領域など広い範囲の感染症の治療に使用されます。”

引用元:くすりのしおり

この薬はクラミジアに限らず、一般的に処方される抗生物質です。

注目すべきは「テトラサイクリン系の抗生物質」という点。

ミノマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質

クラミジアを治療する抗生物質はたくさんありますが、大きく分けると以下の3系統に分類することができます。

マクロライド系
テトラサイクリン系
ニューキノロン系

※下記の記事の中頃に詳しく書いていますので、よろしければ合わせてお読みください。参照元:3-2の記事

3系統の抗生物質はそれぞれが独自の効果を持っているため、ざっくりといえば、クラミジアを治療するチャンスは3回あると言い換えることができます。(それぞれの系統の抗生物質を1つづつ試していくのが王道の治療法と言われています)

まあ3種類も薬があるわけだから、どれかは絶対効くよね、という考え方です。
万が一3系統全ての抗生物質が効かなければ、スーパー耐性菌になるのでしょうか笑、想像したくもありませんが。

ちなみに前回私が服用したジスロマックSRがマクロライド系抗生物質です。

マクロライド系(ジスロマック) ←私のクラミジアには効かなかったテトラサイクリン系(ミノマイシン) ←今回はこれ
ニューキノロン系

私にはあと2回しかチャンスがないわけです。

ちょっと怖いですよね。

主な副作用は腹痛と吐き気

ミノマイシンの主な副作用は下記となります。

腹痛、吐き気、食欲不振、胃腸障害、めまい感、発疹、発熱
ジスロマックと同様、胃腸に負担がかかるようですね。

ただ、私の場合は幸運にも、服用後は一切副作用を感じませんでした。

ジスロマックでは服用直後は2~3日下痢気味になってしまいましたので警戒はしてたのですが、この点は助かりました。

服用時に気をつけること

ミノマイシンを処方してもらう際に指導されたことは以下の2つです。

・飲む時間をとにかく守るようにする・アルコールはできるだけ避けるようにする

抗生物質は全般的に「きっちり飲みきること」がとても重要とされています。

ミノマイシンの場合も例外ではありません。

これは効果に直結する部分ですから、皆さんも絶対に守るようにしてくださいね。

万が一薬が効いてこなければ相当焦ってくる羽目になりますから、こんなところで損はしたくないですからね。

あとアルコールは絶対ではないですが、避けたほうが無難なのはジスロマックと同様のようです。

私が診てもらったドクター約10人はほぼ口を揃えて同じことをおっしゃってましたから、これもほぼ間違いないのではと思います。

アルコールはちょっとだけ我慢するようにしましょう。

完治した今だから言えることはズバリ「ミノマイシンは飲むべきではなかった」

これは、のちに、私が診察してもらった多数のドクターから聞いた話を統合したものですが、「私の場合はミノマイシンは飲むべきではなかった」というのが1つの結論です。

もし、このミノマイシンが、もっと高い効果が見込める薬だったなら、耐性菌クラミジアでここまで苦しめられることはなかったと思います。

その理由は、ミノマイシンはすでに耐性菌が蔓延しており、2019年現在のクラミジアには、あまり高い効果が期待できないからです。

これは統計学的なものですから、性病について精通しているドクターならほとんどの方が把握されているものです。

逆にいうと、私にミノマイシンを処方してくれたドクターは性病に精通しているドクターではなかった可能性が高いのかもしれませんね。

※もちろんクラミジア治療でミノマイシンが絶対にNGという訳ではありません。1つの参考としてください。

次の記事では、ミノマイシンを実際に服用した際の症状の詳細をお伝えしていきます。

果たして、ミノマイシンで完治することが出来たのか!?

お楽しみに。