A.Sさんの体験談
(寄稿日:2019/7/10)
はじめまして。
性行為をまだ経験したことがない10代の時に発症したヘルペスの話をしたいと思います。
この当時は「性病=性行為から感染」という発想しか頭になく、とても混乱したことを記憶しています。
少しでも皆さんのお役に立てばという思いで体験談を書かせていただきました。
事の発端は、何の前触れもなくデリケートゾーンが急に痛くなり、シャワーで洗う時もすごく痛み、歩くのも辛い状態になってしまった事です。
この当時はパートナーはいなかったですし、そもそも性行為をしたこともありませんでした。
ですので性病なんて思いもよらず(性病という言葉自体が頭の中にない状態)、症状が出てから数日は痛みに耐えながら生活をしていました。
そんな生活を2〜3日過ごしていましたが、あまりの痛みに耐えきれず、しかも症状が治まるどころがひどくなってきているように感じました。 さすがに気になって、デリケートゾーンがどうなっているか確認しようと思いたち、鏡でデリケートゾーンを見てみることに。
すると、陰部に凄い数の水疱ができていていました。
もうどうしたらいいかわからず泣きそうになりながら親に相談しました。
親は「産婦人科に行ってきなさい」と言ってくれたので、人生初めてに産婦人科に行くことになりました。
病院では症状を伝えるのはともて気まずかったことを記憶しています。
あと、先生の検診もとても辛かったです。
ようやく検診が終わり、先生から言われた一言が「陰唇ヘルペス」でした。
ヘルペス?それって性病なんじゃ??当時の私は状況が理解できず、頭が真っ白になっていたと思います。この時の記憶があやふやです笑
先生には性行為はしたことはないと説明すると、ヘルペスへの感染はたとえ性行為をしていなくても発症する可能性があると説明してくれました。自分自信にウイルスを持っていた場合、まれに発症してしまう可能性があるとのことです。
病院からは塗り薬と飲み薬を処方してもらいました。
薬の名前は忘れてしまいましたが、塗り薬は一日数回患部に塗るように言われ、飲み薬は数日間飲み続けるよう説明を受けました。
薬を服用し始めて1週間もしないうちに痛みがなくなり、水疱もきれいに治っていました。
以上が私の人生初の性病体験談です。(これを性病と呼んで良いのかは分かりませんが。。)
ヘルペスは性行為をしなくてもかかる病気だと分かってからは、何か違和感を感じたら(たとえ性行為をしていなくても)すぐに病院に行くようにしています。
A.Sさんにたずねた10個の質問
【質問1】性病を疑ったきっかけは?(初期症状は?)
【質問2】検査を受ける際、候補に上がった検査方法はどのようなものがありましたか?
【質問3】最終的に検査場所(検査方法)を決めた理由は何でしたか?
【質問4】何の項目の性病検査を受けましたか?
【質問5】性病検査の結果は?
【質問6】処方された薬と服用期間は?
【質問7】陽性判定から完治までの期間は?
【質問8】今回の一連の騒動で最も不安だった点は?
【質問9】上記の不安が解消したタイミングやポイント、行動は?
【質問10】性病全般に関して、もし他人にアドバイスなどがあればお教えください。
たとえ性行為をしていなくても何か違和感を感じたらすぐに病院に行くことをおすすめしたいと思います。