ぽこぽこさんの体験談
(寄稿日:2019/6/13)
これは、私が23歳の時の体験談です。
きっかけは会社の先輩に無理やり連れて行かれた、俗に言う性的なお店に行ったことです。
今にして思えば、なんであんなとこに行ってしまったのだろうと(涙。
しばらくは特に違和感などは感じなかったのですが、1週間ほどたったある日、トイレの際に性器に違和感を感じたんです。
最初は排尿がしづらい感じがしたのですが、次第に出始める時に痛みが伴うようになりました。
それが更に進んで、パンツが尿漏れしたかのように少し濡れ始めたのです。
最初は何が何だか分からなかったのですが、よく見ると尿道から膿のようなものが出ていたのです!
さすがに「これはおかしい」と思いました。
真っ先に思い当たるのが、先日先輩に連れて行かれたお店であることは容易に想像ができました。
とはいえ、そんなことは恥ずかしくて誰にも相談することができません。
「どうしようどうしよう」と、急に不安に襲われて、一人深く考え込んでいたように記憶しています。
当時は性病なんて一般的に耳にする病気ではありませんでしたし、とにかく不安で仕方なかったです。
早く病院に行かなくては!と思いつつも、とはいえ近所の病院に行くには抵抗がありました。
たまたま見ていた成人雑誌に「秘密厳守、要予約」と書かれてあったクリニックをみつけ、そこにいこうかとしばらく考え込んでいましたが、ちょうど同じ頃、たまたま深夜番組を見ていたら性病の治療ができる病院のCMが目がつきました。
そこは、聞いたことのある大手の病院でしたし、雑誌に掲載されていた病院に比べると安心感も感じられましたので、すぐにそこに行くことに決めました。
早速予約し病院におもむくと、受付は普通なのですが、待合室が他の誰にも合わないような個室風になっていました。
このような病院で他の誰かに見られるのはとても抵抗があったので、この個室風の待合室はとても安心できました。
診察では、先生に性器を触診して頂きました。
そして尿道からの膿を見てすぐに、「これは淋病ですね」と一言。
念のため尿検査もすることになりましたが、性病の先生は一目見ただけで病名が分かってしまうもんなんですね。
驚きです。
その日のうち薬も処方されましたので早速服用を開始し、約1週間ほどで症状は完全に治りました。
念のため再度クリニックを訪れ、再検査で晴れて完治の診断もいただきました。
性病に感染したのは後にも先にもこの1回だけですが、今でもあの時の不安だった気持ちは覚えています。
皆さんもくれぐれも気をつけて下さい。
ぽこぽこさんにたずねた10個の質問
【質問1】性病を疑ったきっかけは?(初期症状は?)
【質問2】検査を受ける際、候補に上がった検査方法はどのようなものがありましたか?
当時は知りませんでしたが、検査キットの存在を知っていればそれを利用していたかもしれません。
【質問3】最終的に検査場所(検査方法)を決めた理由は何でしたか?
【質問4】何の項目の性病検査を受けましたか?
【質問5】性病検査の結果は?
【質問6】処方された薬と服用期間は?
【質問7】陽性判定から完治までの期間は?
【質問8】今回の一連の騒動で最も不安だった点は?
【質問9】上記の不安が解消したタイミングやポイント、行動は?
【質問10】性病全般に関して、もし他人にアドバイスなどがあればお教えください。
早くいけばそれだけ早く治ります。
他人にうつしてしまうリスクも考えると、とにかく早く検査をして、治療するのが良いと思います。