クラミジアと言えばだれもが一度は聞いたことがある性病ではないでしょうか。
非常に厄介な性質を持ち、容易に感染するため毎年多くの感染者が報告されています。
健康な男女なら誰にでもリスクがあり、最も気を付けなくてはいけない性感染症、それがクラミジアです。
性病の中では有名なクラミジアですが、その実態を正確に把握している人は意外と少ないのではないでしょうか?
クラミジアは確かに厄介な性病ですが、正しい知識を持ってきちんと対処すれば必要以上に怖がる病気ではありません。
簡単に検査ができますし、治療も比較的容易です。
今回はそんな私たちにとって身近な性病であるクラミジアについて。
感染経路や検査、治療方法など、クラミジアに関する情報を徹底解説します。
もくじ
クラミジアを知る前にこれだけは覚えておいてほしい!クラミジアの3大恐怖!
クラミジアを詳しく知る前に、クラミジアの恐ろしい3つの特徴について簡単に理解しておきましょう。
- 非常に高い感染率
- ほとんどの人が無症状、または微かな症状しか出ない
- 放置すると男性不妊の原因になる・他の性病にもかかりやすくなる
【恐怖1】40%~70%という非常に高い感染率
クラミジアに感染している女性とセックスをした場合、その感染率は40~70%と、性病の中でも特に感染率の高い病気です。
1~2回のセックスでほぼ確実に感染すると考えていいでしょう。
1日何人もの相手とセックス、もしくはオーラルセックスを行う性風俗店では特にクラミジアに感染するリスクが高くなります。
【恐怖2】感染しても半数は無症状!
クラミジアに感染しても男女ともにほぼ自覚症状がありません。
男性では50%、約半数もの方にはっきりとわかる自覚症状が現れないため、現在無自覚の人の中にもクラミジアに感染している人は絶対にいます。
先ほどの高い感染率と相まって
「無自覚でセックスを行う→感染者が増える→新たな感染者が無自覚でセックスを行う」
という悪循環が男女の間で繰り返され、日々感染者数が増えてしまっている状況です。
セックスをしたことがある男女全員、今現在も自覚がないだけでクラミジアに感染している可能性はあるんです。
【恐怖3】放置すると男性不妊の原因や他の性病にもかかりやすくなる
クラミジアに感染しても多くの人は無自覚・無症状です。
また、梅毒のように生涯付き合う病気でも、HIVのように死に至る病気でもありません。
ですが、決して放置していい病気ではありません。
クラミジアに感染したまま放置すると、菌は徐々に体内の奥深くに侵入し、あちこちで炎症を広げていきます。
やがて男性では前立腺にまでクラミジア菌が侵入し、前立腺炎を引き起こしたり、精巣上体炎を発症します。
強い痛み、頻尿や残尿感といった辛い症状のほか、男性不妊の原因にもなります。
また、ここまで進行すると薬の効果が届きにくく、治すのにも時間がかかります。
もう一つ恐ろしいのが、クラミジアに感染していると他の性病にかかる確率が数倍に跳ね上がるという点です。
クラミジアに感染すると、無症状でもペニス内部では菌による炎症が起きています。
炎症を起こしている部分からは他の菌も入りやすくなるため、この状態で別の性病に感染した女性とセックスをすると、その菌に感染するリスクが通常よりも高くなります。
ヘルペスや淋病など、比較的感染率の高い性病にかかる確率はさらに上がり、「クラミジア+淋病」というように2つ以上の性病に同時感染してしまうこともあります。
また、梅毒やHIVといった恐ろしい性病は本来それほど感染率の高くない性病ですが、クラミジアに感染していると感染リスクが3~5倍上昇します。
非常にかかりやすいクラミジアを足掛かりにして、他の性病が感染しやすくなるという恐ろしいリスクがあります。
クラミジアとは?自覚のない感染者も多い一番身近な性病
クラミジアは性感染症の中でもっとも感染者数が多く、私たちにとって身近な病気です。
その感染者数は他の性病と比べてもダントツに多いです。
他の性病の感染者数は多くても年間でせいぜい9000人程度なのに対し、クラミジアはなんと年間約25,000人前後の感染者数が報告されています。
文字通りケタ違いの感染者数です。
このクラミジアに関して、さらに驚くべきデータが存在します。
性行為経験がある健康な20代の男女を抜き打ち検査したところ、男性でなんと4~5%、女性だとさらに高く15%もの方からクラミジアが発見されたということです。
すなわち、私たちも気づかないうちに感染している可能性があるということです。
クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌が性器や喉、直腸といった粘膜に感染することで発症します。
このクラミジア・トラコマティスは精液、膣分泌液、血液、唾液といった人間の「体液」を介して人から人に感染します。
これら体液の接触が一番強く起こるのがセックスです。
つまりクラミジアはセックスをした人全員に、感染リスクがあるんです。
クラミジアは感染してもその症状はごくごく軽微で、ほとんど自覚症状はありません。
あってもごくわずかで、ほとんどの人が「気のせい」「たまたま」で放置してしまいます。
そのため、今現在も自分がクラミジアにかかっているとは知らずに生活している、という方も非常に多いのです。
先ほどの25,000人は報告数ですから、実際にはその何倍もの感染者数がいると見られています。
まずはクラミジアの代表的な4つの症状を総チェック!
- 排尿痛(排尿時の痛み)
- 尿道不快感(常に尿道に違和感)
- 掻痒感(尿道のかゆみ)
- 白濁した分泌物が出る(膿のようなもの)
この4つがクラミジアの代表的な症状です。
50%もの人が無症状というクラミジアですが、逆を言えば50%の方にこのような症状が出ます。
また、クラミジアの症状を知っておけば、はっきりとした症状が出なくてもなんとなく違和感からクラミジアを疑えるかもしれません。
ここに当てはまる症状がみられた場合は検査をおすすめします。
排尿痛(排尿時の痛み)
おしっこをした時に尿道や先端にしみるような痛み、熱っぽい痛みを感じる事があります。
これはクラミジアによって炎症が起き、そこをおしっこが通過するときに、痛みの信号を出しているからです。
クラミジアの症状の中では比較的わかりやすい症状です。
ただし、例え症状が出ても淋病などのように「痛い!」というほどではなく「…ん?」くらいの本当にわずかな痛みであることが多く、ほとんどの人が「気のせい」で済ませてしまう可能性があります。
尿道不快感(常に尿道に違和感)
クラミジアによって起きた炎症によって、尿道に常になにか挟まっているような、小さな違和感を感じる時があります。
炎症が強ければ排尿痛と同時に症状が出てクラミジアを疑うことができますが、そこまで強く症状が出る方はまれ、もしくはある程度症状が進行した後です。
初期の段階では排尿痛以上に気づきにくい症状で、こちらもやはり「気のせい」で済ませてしまう方がほとんどです。
尿道のかゆみ
クラミジアによって起きた炎症によってかゆみを覚えることもあります。
こちらも痛みや違和感同様、初期では強い症状が出ないため、この症状でクラミジアだと気づける人はほぼいません。
白濁した分泌物が出る(膿のようなもの)
クラミジアに感染すると膿のような分泌物が出ることがあります。
ただし、確実に出るわけではありませんし、はっきりと白濁していることも少なく、一見精液やいわゆるカウパー液と勘違いする方がほとんどです。
精液やカウパー液との違いは、勃起していないにも関わらず先端から透明、もしくは白濁した分泌物が自然に出たらクラミジアを疑ってみましょう。
このように、クラミジアには一応4つの症状がありますが、どれも症状というにはあまりに弱く、微細なものです。
そのため、クラミジアは自分で気づくことがなかなかできません。
そもそも半数の人には、このごくわずかな症状すら出ません。
そのため、クラミジアが見つかった人の多くが、ブライダルチェックや何かのきっかけでたまたま検査を受けたら陽性反応が出た、という方が非常に多いのです。
「症状が出たら検査する」ではクラミジアを発見することはできません。
「疑わしい行為があれば検査する」
これを覚えておいてください。
クラミジアの感染経路を総まとめ!代表的な6つの行為
クラミジアの感染経路はほぼ100%が性行為、もしくはオーラルセックスなどの性行為に近い行為で感染します。
- ディープキス
- セックス
- フェラチオ
- クンニ
- 素股
- アナルセックス
主にこの6つの行為で感染者の体液を介して、人から人へ感染します。
それぞれの行為のリスクについて個別に解説していきます。
ディープキス
クラミジアは性器だけではなく、ディープキスなどを通じて喉にも感染します。(咽頭クラミジア)
ただし、通常のキスでは感染させるほどの唾液量が交換されませんので、感染リスクはほとんどありません。
リスクが発生するのは舌と舌を絡ませ、大量の唾液を交換するディープキスです。
クラミジアは感染者の体液を介して粘膜に感染するため、唾液の交換量が多くなるディープキスは感染リスクがあります。
セックス
クラミジアの感染経路として最も一般的なのがセックスです。
性器同士が接触し、お互いの体液が粘膜に触れるので一番感染リスクが高い行為です。
挿入前にコンドームを使用すれば粘膜と体液の接触を防げるため、感染リスクを大きく下げることができます。
ただし、ディープキスやオーラルセックス、コンドーム着用前に挿入するなどの行為があった場合は感染を完全に防ぐことはできません。
フェラチオ
クラミジアに感染した女性からフェラをされた場合、女性の唾液内に含まれたクラミジア菌が男性の尿道へ侵入し、感染する可能性があります。
現在日本でのセックスはフェラ・クンニ・セックスを行うのがごく一般的です。
また、ほとんどの性風俗店ではフェラはほぼ必ず行われます。
そのため、不特定多数の女性との性行為や風俗店ではクラミジア感染リスクが非常に高くなります。
クンニ
クラミジア菌に感染している女性に対してクンニを行った場合、女性の膣分泌物内のクラミジア菌が喉に入り、咽頭クラミジアに感染する可能性があります。
男性側の喉に傷があったり、荒れて炎症を起こしている場合、感染リスクはより高くなります。
素股
ファッションヘルスなどの風俗で一般的なプレイである素股(スマタ)でも感染する可能性があります。
スマタは通常コンドーム等をせず、性器と性器をこすり合わせる行為です。
この時に感染女性の体液が男性側のペニスの微細な傷や尿道に入り込んで感染します。
風俗店ではこのほかにも不特定多数の女性と男性によるオーラルセックスが一般的に行われており、感染力の高いクラミジアのリスクは非常に高いと言えるでしょう。
アナルセックス
風俗店、男性同士などで行うアナルセックスは、クラミジアの感染リスクが最も高い行為です。
直腸は傷がつきやすく、お互いの血液や分泌物に触れやすいためです。
また、クラミジア以外の他の性病(HIVなど)や、雑菌による感染症などのリスクもあるため、非常に危険な行為です。
アナルセックスはできれば避ける、もしくは感染リスクを下げるために絶対にコンドームを使用しましょう。
こんな行為は大丈夫?セックス以外で気になる7つの行為
クラミジアは主に「性行為時の体液を介して」感染します。
性行為による感染力、感染率は非常に高いクラミジアですが、それ以外の行為による他人からの感染リスクはほとんどありません。
- 銭湯・湯船・岩盤浴
- プール
- 便座
- タオルの使い回し
- 空気感染
- くしゃみ・会話時の唾
- スプーン・コップの使い回し
感染者とこのような行為を行っても感染する可能性はほぼありません。
というのも、クラミジアの原因菌クラミジア・トラコマティスは人の細胞内でしか生きられず、空気中では長時間感染力を保持できません。
感染力が強いのはあくまで人の細胞内、体液内にいる時のみです。
国立感染症研究所でも「性行為以外での感染例はまれ」と言っています。
ただし、「まれ」とあるように決してゼロではありません。
例えばあまり考えられませんが、ディープキスに匹敵するレベルで唾液たっぷりのスプーンを保菌者と使いまわした場合などは、喉クラミジアに感染するリスクがゼロとは言いきれません。
こういった極端な例はともかく、それ以外では性行為以外の感染はほぼないため、必要以上に恐れる必要はありません。
同時感染も!?淋菌や咽頭クラミジア・咽頭淋病との同時感染にも要注意!
クラミジアを含むほぼすべての性病は、性行為が主な感染ルートになっているため、同じ感染ルートで2つ、3つの性病に同時感染しているケースがあります。
例えば、クラミジアと同じような感染ルートで、クラミジアに次いで高い感染率、感染者数の淋病。
クラミジアの感染者からは、この淋病の原因菌である淋菌が同時に発見されることがあります。
また、クラミジアや淋病はその性質上、性器と喉両方に感染する可能性が高いです。
もともと男性が性器のクラミジアや淋病に感染していて、その菌がパートナーの女性との性行為やフェラによって女性の性器と咽頭に感染。
その女性に対してディープキスやクンニを行った場合、男性の喉に感染します。
このように男性女性、どちらかが性器、喉のいずれかに菌を保有していた場合、男女両方の性器と喉に感染が広がる可能性が高いのです。
- 性器クラミジア
- 性器淋病
- 咽頭クラミジア
- 咽頭淋病
同時感染や再感染しやすいこの4つですが、これらはすべて治療方法が違うため、同時にすべて発見し、すべてしっかりと治療をしないといけません。
どこか一カ所に菌が残っていたらそこからまた他の部位に感染します。
さらに治療した病気の再感染確率も上がります。
そのため、性病の検査は気になる病気だけではなく、同時に疑わしい病気、箇所すべてに対して行う必要があります。
クラミジアと仲良し!?淋病とは?
ここで少し淋病に関しても触れておきます。
淋病はクラミジアに次いで感染者数の多い性病です。
症状はクラミジアよりもわかりやすく、排尿時や勃起時に強い痛みを生じ、精液とは明らかに異なる黄色がかった膿が出るのが特徴です。
保菌者との性行為で感染する確率は約30%とクラミジアに次いで高く、感染者数も毎年8,000人~10,000人ほど報告されています。
感染率が高く、感染ルートも似ていることからクラミジアと同時感染しているケースも多く、事実、検査でクラミジアが見つかった人の15~30%からは淋菌も同時に発見されます。
クラミジアよりも症状が強く出るため、異常を感じて淋病の検査をしたらクラミジアも見つかった、というケースも少なくありません。
また、クラミジア同様、性器だけではなく喉への感染(咽頭淋病)も多数報告されています。
咽頭淋病に関しては性器淋菌が発見された人の30%近い人に咽頭淋菌も発見されており、これは咽頭クラミジアよりも高い数値です。
性器淋病が疑われる場合は必ず喉、そしてクラミジアも同時に検査しましょう。
喉クラミジア(咽頭クラミジア)とは?
喉クラミジアはその名の通り、クラミジア菌が喉の粘膜へ感染して起こる病気です。
感染経路はオーラルセックスやディープキスで、感染者の体液が喉に侵入することで感染します。
性産業の普及やセックスにおけるオーラルセックスが海外以上に一般化している日本では、喉クラミジアの感染割合が高いというデータも報告されています。(データは山の手クリニックから引用)
そのため、性器クラミジアに感染している人の5~15%からは咽頭クラミジアも発見されています。
喉クラミジアは性器クラミジア以上に自覚症状や外観からの所見に乏しく、ほぼ無症状で、本人はもちろん、医師であっても確認することが難しい病気です
そのため、病院ではクラミジアが疑われる方には喉の検査も同時に勧めているところが多いです。
クラミジアの検査では必ず同時に咽頭クラミジアの検査も受けましょう。
検査を受ける際はクラミジア・喉クラミジア・淋病・喉淋病の4つを必ずセットで受けるべき
クラミジアと淋病、たった2つの病気ですが、非常に厄介な性質を持っていることはわかってもらえたでしょうか?
1つの病気を疑った時、もう一つの病気と性器と喉、同時に4つの感染を心配しなければいけません。
- クラミジアと似た感染経路、確率、症状である淋病の同時感染にも注意が必要
- 性器クラミジアの感染者の2割は喉クラミジアにも感染している
- 淋病も喉へ感染してすることが多い
直近で疑わしい性行為があった場合は性器クラミジアだけではなく喉クラミジア、淋病・咽頭淋病、4つの検査も同時に受けましょう。
似ているとはいえ、クラミジアと淋病は別の細菌によるもので、治療方法も治療期間も違います。
クラミジアだけ検査で見つけて、クラミジアだけ治しても淋菌が残っていたら意味がありません。
淋菌に感染しているとクラミジアに感染しやすく(もちろん他の性病にも)なりますので、結果的に再度クラミジアに感染します。
そこで淋病に気づいて治しても今度はクラミジアが残っていますので、再度淋病に感染します。
これをずっと繰り返し、いつまで経っても何かしらの性病にかかっていて一向に治癒しない、という方も決して少なくありません。
同時に見つけ、個別に治療し、すべての性病を完全に治癒させないといけません。
咽頭クラミジアや咽頭淋病も同様です。性器が治癒しても、喉に菌が残ったままだと、それがパートナーとのセックスやオーラルセックスを介して再び性器クラミジアに感染するというパターンも多いです。
性器クラミジア、淋病、喉クラミジア・咽頭淋病は必ずセットで検査し、きちんと治療をすることが重要です。
クラミジアと淋病にはこのような似通った特徴(親和性)があるため、検査キットなどではよくセットになっていますし、病院でもだいたい同時検査を勧められます。
そこに咽頭クラミジアと咽頭淋病を加えた検査4点セットが病院や検査キットでも一番メジャーな検査項目です。
検査項目が増えればその分確かに料金も多少上がりますが、ケチって検査漏れがあると、治療した部位に再度感染して再検査や再治療でもっとお金がかかってしまいます。
すべての検査をきちんと受け、すべての菌を完全に治療して安心して生活を送りたいですね。
検査を受けるタイミング
検査を受けるタイミングですが、「症状があったら」ではなく、「疑わしい行為があったら」検査を受けましょう。
クラミジアは症状が出ない、もしくは出てもごくわずかなため、症状が出てから、ではいつまで経っても検査に行けません。
疑わしい行為、つまり性行為があれば基本的には受けるべきです。
厳密にいうと「信頼できるパートナー以外との性行為」「風俗店に行った」場合は絶対に検査を受けた方がいいでしょう。
特に咽頭クラミジア感染の半数は性風俗店からの感染とも言われていますので、風俗店に行った場合、早めに検査を受けることをおすすめします。
クラミジアの治療は抗生物質の服用で簡単に治ります!
クラミジアの治療ですが、発見さえできれば基本、抗生物質の服用で完治します。
ただし、菌を完全に消滅させるために医師の指示に従ってきちんと正しい服用を行うことが前提です。
適当に飲んだり、飲まなかったりすると菌が完全に消滅せずに残ってしまったり、耐性菌(薬の効かないクラミジア菌)が出現する可能性があるので注意が必要です。
逆に言えば医師の指示に従ってきちんと薬を服用するだけで治癒します。
クラミジアの治療は決して難しいものであったり、大げさなものではありません。
クラミジアはとにかく「発見すること」が大事です。
病院の検査や検査キットで見つけてさえしまえば比較的簡単に治ります。
まとめ
クラミジアは高い感染率に、自覚症状に乏しいという条件がそろった厄介な性病です。
現在普通に生活している人の中にも自覚がないだけで実はクラミジアに感染していた、という方も必ずいます。
直近で不特定多数の相手とセックスしたり、風俗店を利用された方は検査を受けたほうが良いでしょう。
その際は同時感染リスクの高い喉クラミジア、淋病、咽頭淋病の検査も同時に受けると二度手間、三度手間にならなくて済みます。
検査は病院でも簡単にできますが、時間がない、恥ずかしいという方は匿名で簡単に検査ができる郵送の検査キットもおすすめです。
クラミジアは見つかってさえしまえば投薬で簡単に治ります。
安心して楽しい生活を送るためにもクラミジアなどの性病検査、受けてみませんか?
本当に感染率50%なのかってくらい、ほんとにチョンって触れ合っただけで……(笑)
これほど簡単に感染するクラミジアですが、決して甘くみてはいけないという事は十分に理解しておくべきだと思います。
そして、当サイトでは一貫してお伝えしていますが、不安な方はとにもかくにも検査を受けてください。
性病検査で迷われている方はこちらで詳しく解説しています。是非ご覧下さい。
話が少しそれましたが、次の項ではクラミジアについて、特に症状や感染経路に関して徹底的に詳しく見ていきます。