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【淋菌を詳しく見る】感染力は随一!淋菌(性器・のど)の感染経路や症状、検査方法を分かりやすくご紹介

最近、排尿時に尿道から膿が出る、性器が腫れてきた・・このような症状がある方は、淋菌による感染症(淋菌感染症)かも知れません。

淋菌感染症は、主にセックスやオーラルセックスで感染する性感染症で、厚生労働省の統計によれば、年間約8,000人の方が淋菌感染症の診断を受けています。性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症に次いで、性病内で3番目に感染者が多い病気です。年代別にみると、20代~30代の若い人が中心で、全体の約7割を占めます。男女別では、女性に比べて男性が多い傾向にあります。(約8割が男性)

女性は初期症状が無く、重症化するまで気づかない傾向にあります。放っておくと子宮内膜炎や不妊症に繋がる危険もありますので、見過ごせない病気です。

気になる方は、この記事を参考にぜひチェックしてみてください。

淋菌とは? 

淋菌は、淋菌感染症の原因菌で、温かく湿った環境を好みます。

<淋菌の主な感染部位>

・尿道、性器

男性:尿道

女性:尿道、子宮、子宮頸管、卵管など

・目

・口

・のど

反対に、淋菌は温度や湿度に弱い性質があります。適した環境以外では生息することが出来ず、死滅してしまいます。淋菌の感染部位は限られています。

淋菌(性器)の症状

初期症状

<男性>

・尿道にむずむずしたかゆみを感じる。

・性器が熱を帯びたように感じる。

<女性>

・症状に気づきにくい。

約2~9日間は、「淋菌の潜伏期間」と呼ばれます。

この期間は軽い症状が出来ることもありますが、特に女性はほとんど症状が出ません。

安定期の症状

<男性>

・排尿時に白っぽい膿が出る。

・排尿時に痛みを感じる。

・性器が腫れる。

<女性>

・症状に気づきにくい。

女性は男性に比べて症状が軽く、男性と似た症状や、出血や下腹部の痛みなどの症状が出るのは、全体の2割程度と言われています。その為、重篤化してから気づくことが多い傾向にあります。

末期症状(悪化した場合)

淋菌を放置しておくと、菌が体全体に広がり、下記疾患を引き起こすことがあります。

<男性>

・尿道炎、急性前立腺炎、精巣上体炎、男性不妊症、無精子症

<女性>

・子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎、不妊症

<男性・女性共通>

・咽頭炎、結膜炎、髄膜炎、関節炎

淋菌感染症が進行すると、痛みを伴う重篤な疾患が引き起こされる可能性が高まります。淋菌感染症と思われる症状を少しでも感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

淋菌(のど)の症状

淋菌がのどに感染した場合は、痛みや違和感などの自覚症状はほとんどありません。

本人が感染に気付かないため、無自覚のまま感染源として残ります。

感染経路は?

<主な感染経路>

・セックス

・オーラルセックス

・キス

淋菌は、空気中から感染することはありません。淋菌に触れることで感染します。

そのほとんどが、セックスやオーラルセックスでの感染になります。特にオーラルセックスは、自覚症状がない「のど」からの感染になりますので、注意が必要です。厚生労働省の統計によれば、オーラルセックスをする際、「コンドームを使用する」と答えた人は2割程度になります。コンドームを使わないことが感染を広めている要因とされています。

その他、キスや菌が付着したモノ(タオルなど)からも感染する可能性があります。ですが、淋菌は死滅しやすい細菌です。セックスやオーラルセックスに比べて、感染の可能性は極めて低くなります。

検査や治療はどこでできるの?

淋菌感染症の検査・治療が出来る診療科

・泌尿器科

・性病科

・口腔外科

・婦人科

淋菌感染症は、泌尿器科、性病科など、女性の場合はこれらに加えて婦人科で診てもらうことが出来ます。淋菌の症状が性器に出た場合は泌尿器科や性病科、口の中に出た場合は口腔外科に相談しましょう。

「性病かも知れないけど、病院に行くのは恥ずかしいな・・」

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そんなお悩みの方は、自宅で検査が出来る「郵送検査キット」を使うのがおススメです。

郵送検査キット/検査の流れ

①検査会社に、検査キットを申込む。

②検査会社から、検査キットが自宅に届く。(郵送)

③自宅で、検査キットを使って検査する。(尿、うがい液などを採取)

④検査会社へ、検査キットを郵送する。

⑤検査会社から、検査結果が届く。

郵送検査キットは、オンラインで申し込むことが出来ます。

性病は早期発見が大事です。「自宅で検査したいな」と思う方は、検査キットの使用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

淋菌感染症を放っておくと、様々な病気の誘発要因になりうることが報告されています。セックスやキスで、パートナーにも感染を広げる恐れがあります。また、のどへの感染は自覚症状に乏しいので、知らずに感染している可能性があります。

淋菌感染症と思われる症状を確認したら、重篤化する前に、早めに医療機関を受診しましょう。